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このページでは、先輩アナからのアナウンサーになるまでのエピソードをお伝えしています。
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★ 女子アナ=鳥のさえずり、じゃなかった!
<アナウンサーになってやる!>を購読のみなさま。
はじめまして。
わたしは、とある地方局で女子アナをしています。
わたしの声はどちらかと言うと・・・<どす>の聞いている声です。
アナウンススクールに通っていたときも、
先生に「もうすこしソフトに」 と言われ、ソフトに発音すると、
級友から爆笑されていました・・・。
オカマ読みになってしまうのです・・・(悲)
みんなは笑いましたが、わたしは必死でした。
そういえば、テレビやラジオから聞こえてくる女子アナの声は
鳥がさえずっているような(オーバー?)声でわたしとは 正反対。
だれもが、わたしは、局アナになれない・・と思っていたようです。
でも、わたしはぜったいアナウンサーになりたかったんです。
<どす>がきいていようが、
わたしらしさを前面にだしてがんばろう! と前向きに考え、
聞いていて居心地のよいどす(?)の きいた声を目指しました(笑)
一番最初にきまりそうになった局はFM局です。
でも、不合格~。
ほんとのことを言って、この手の声は FM向きかな~って
思っていたので、正直落ち込みました。
キー局・準キー局はすべてNG! 残るは地方局!
写真・履歴書の書き直しから始めました。
早々に合格した人から履歴書やエントリーシートを見せてもらい、
ほー。なるほどなるほど・・・と書き直しました。
やっぱり、目立つのです!履歴書が・・
わたしはじぶんをアピールしようと思って ぎっしり
小さな字でつめこんで書いていました。
見せてもらった人の履歴書はまるで新聞!
う~ん 週刊誌?と言う感じで、
見出しとその説明みたいになっていました。
それもすきまだらけ・・・いいのか・・・こんなんで。 と思い、
その友人に聞くと、「いいのよ。いっぱい質問されたわよ」 と
平気で話してくれました。
やはりなんにでも目立つ人や、合格する人には、
知らず知らずのうちに、目立つコツ・合格するコツを身に付けて いるのです。
そのほかにも彼女を観察し(ストーカーではありませんよ)
表情・話し方(普段の)・服装まで、チェック!
わたしは気がつきました!
彼女は、いつも 目(瞳)が生きているんです。
わたしは・・・死んでました・・
わかりますか?
目がきらきらというか、生き生きというか、
だから、人をひきつけるんですよね。
それから、鏡の前で自分を見つめなおし、
自分革命(?) に取り組み、いよいよ受験。
そうしたらどうでしょう!
3つの局の最終選考に残ったのです!
そのときの心のガッツポーズ(やったー)という思いは 今でも忘れていません。
アナウンサーを目指しているあなた!
チャンスは自分でつくってください!
なんとなくアナウンサーに受かる人は0.01%です。
わたしでもなれました。
今度はあなたの番です。