メールマガジンと連動しています
このページでは、先輩アナからのアナウンサーになるまでのエピソードをお伝えしています
=========================================
★ニュースステーション
わたしは現在アメリカで暮らしています。
わたしは、地方局でも、キー局でも
仕事をしていたので、両方のいいところ
わるい(?)ところを、実際に体験しました。
これから、受験しようとしている皆さんは、
どこを受験しようとしているのでしょうか?
あなたに質問です。
アナウンサーをめざすのか?有名になりたいのか?
あなたはどちらですか?
よく考えて受験してください。
私はキー局しか最初は考えていませんでしたが、
地方局は育ててくれます。
まわりの人もあたたかいです。
そしてなによりも、アナウンサーとしては
地方局のほうが、いろいろなことを経験できるため
成長できるような気がします。
ほんとうにアナウンサーになりたかったら
日本全国どこの局でもいいと思って
受験してください。
そして、「あ~してください。こ~してください。」と言われても
「はい。」とおとなしくいわれるがままの人は、最初はいいかもしれませんが、
結局消えていく人です。
「私はこうやりたい。こうしたい」と自分の意見はしっかり持ちましょう。
私の場合、 大学は日芸の放送を卒業!
大学4年の春にキー局の試験がはじまりました。
テレ朝の最終に残りましたが、不合格・・。
でも、夏前に、そのとき始まろうとしていた
ニュースステーションのキャスターの募集があり、
テレ朝のかたに薦められ、それも受験。
今回はそのときのことをお話します。
応募者は多分6000人くらい・最初のグループ面接で
「特技は?」と聞かれて
<さんさん七拍子>をぼんぼんをもって踊りました!
「受かるはずがない」とあきらめて、
卒業旅行に出かけてしまいましたが、
1次試験合格の知らせが、旅行中に入りびっくり!
2次試験の知らせもきましたが、
旅行中だったため、参加できませんでした。
なぜか2次試験をとばして最終試験のみ受験。
最終試験には10人くらい残っていました。
そのときの久米さんとのやりとりはこんな感じでした!
久米さん:「彼氏いますか?」
わたし:「別れました」
久米さん:「もしよかったら、その理由をきかせてください。」
わたし:「ニュースステーションのせいです。」
「彼氏が、キャスターになったら会えなくなるから、
受けるのをやめてほしい・・と。
私はニュースステーションをとりました。」
「もし受からなかったら、わたしの決心はどうなるんでしょうか?」
みたいなことを言ったのを覚えています。
まるで、脅迫?ですよね・・・
金曜日は変わった子を採りたいということで
採用になりました。
人と同じではぜったいダメです!
大学時代にしかできないたくさんの経験をして
それをじぶんのキャラとして
アピールできるようにしていきましょう。
ちなみにわたしは、無人島に行き、そこで生活しました。
やっぱり変わり者です。
さてさて夏ごろからニュースステーションがはじまり、
キャスターとして未熟ながらもいろいろな経験をさせて
もらいました。
そして6ヶ月後の3月までニュースステーションで
お世話になり、4月から、内定をいただいていた地方局の
局アナとしてスタートしました。
地方局での経験はかけがいのないものとなりました。
でも長くなりますので、またの機会にお話しますね!
日本では、これからキー局の来年度のアナウンサー試験が始まります。
自分をしっかり持って、本番に挑んでください!
最後にひとこと
自分をPRしたいからと、やみくもに歌をうたったり、
踊ったりしてもあまり意味がありません。
<あなたらしさ>で勝負してください。
<by E>