■採用担当・局アナからの生情報■
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2005/1/1掲載
このページでは、先輩アナや採用担当者からのアドバイスをご紹介していきます。
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●自分の声は好きですか?
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アナウンサーになりたいと思っている人は、
自分の声になんらかの愛着を 持っている人が多いですね。
あなたが、普段ニュースや歌番組の司会をしているアナウンサーの
話ことばを、すてきだな~と思ったことがありますか?
もちろん男性でも女性でも、
・ ここち良く感じる声のアナウンサー
・あまり印象に残らないアナウンサー
・聞きたくない声のアナウンサー
いろいろなアナウンサーが活躍していますが、
あなたがこうなりたいというアナウンサーを一人見つけてみましょう!
つまり、最初の目標です。
間のとりかた、目の動き、表情、渇舌、あなたは、なにを観察しますか?
ほんとうは、こんなことはたいしたことではないのですよね。
アナウンサーはロボットではありません。
原稿を、いくら、きれいに読んでも、誰の心にも残りません。
あなたの見たこと・感じたこと・体験したことを、
あなたのことばで 話せるようになれば、
アナウンサーの第一歩を歩き始めたことになります。
ですから、声の太い人・声の高い人だって、味のあるアナウンサーになれます(^0^)
それよりも<マイクにのる声かどうか>のほうが、重要かもしれません。
新人アナウンサーの多くは、実際にスタジオで声を出すと、
自分の声がいかにマイクにのっていないかを思い知らされます(^^;)
「こんなに大きな声で、アナウンサーはニュースを読んでいたのか」
「こんなに大きな声で、司会をやっていたのか」
大きな声を出すのではなく、腹式呼吸でしっかり声が出ている人は
マイクにのるのですが、声が細い人は、音声さんがどんなに
音量をあげても、なかなかマイクにのらない ので、四苦八苦しています。
あなた自身(内面)を磨いて、
あなたのことばも毎日磨いて声の お手入れしてあげましょうね!
(地方局女子アナ)